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どのような業種であっても、10年くらい経つとあらゆるところに不具合が出てきます。
お客様に満足いただけるサービスを提供するためには、店舗のメンテナンスや改装が欠かせません。
店舗改装を行えば、「売上のアップ」「利便性の向上」など様々なメリットをもたらします。
だからといって、むやみやたらに店舗改装すればいいというわけではありません。
計画的に行わなければ、取り返しのつかない失敗につながります。
そこで、今回は店舗改装を失敗しないために、依頼の際に注意すべきことをご紹介いたします。

■店舗改装を依頼する際に注意すべきこと!

・改装にかけられる期間を予め計算しておく
より良い店舗にしたいという想いから、大幅に改修しようと考える方もいらっしゃるかと思います。
しかし、大幅な改装は営業ができないため、その期間売上がゼロになります。
工事期間が長くなればなるほど経営を圧迫するため、何日間店を閉めていられるのか予め計算しておきましょう。
この改装期間と予算の計算を怠ったため、「改修費用が払えなくなった」というケースも珍しくありません。
最悪の場合、改装費用を払いきれずに廃業してしまう恐れもあります。
このような失敗をしないためにも、絶対に必要な項目から優先順位を付け、その期間内にできることを施工業者と相談をしながら決めることが大切です。

・店舗改装に住宅ローンは原則組めない
店舗兼住宅で店舗改装を行う場合、原則として住宅ローンを組むことが出来ません。
住宅ローンはあくまで居住用の住宅が対象となるため、店舗部分は事業融資としてローンを申し込むことになります。
ローンを組めない場合、現金払いをするのが一般的です。
施工業者への支払いは、着工前、工事中、工事完了後の3回に分けて行われることが多いですが、着工前、工事完了後の2回で済ませる場合もあります。
計画的に資金を準備するためにも、支払い期日をしっかり確認し、いつまでにいくら現金を用意すればいいのかを把握しておきましょう。

■まとめ
今回は、店舗改装を依頼する際に注意すべきことをご紹介いたしました。
店舗改装にかかる費用は決して安いものではありません。
そのため、店舗改装を失敗しないためには、業者との打ち合わせは慎重に行い、計画的に行うことが重要です。

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